引越し手続きナビ|見積もり比較とは

引越し手続きナビ|見積もり比較とは、インターネット上で複数の引越し業者に無料で一括見積もりができるサイトをご紹介するサービスです。

 

複数の引越し業者からの見積もり価格を比較することで、希望する日時に一番安く引越しできる業者を見つけることができます。

 

大手引越し業者から地域密着型の中小引越し業者まで、各社の見積もりやサービス内容を比較して、納得のいく引越し業者から選べるため、安心してご利用いただけます。

 

引越し見積もりサイトを使うメリット

通常は一社ごとに、希望日時・荷物量・移動距離などの引越しの条件を伝えなくてはいけませんが、引越し見積もりサイトを使えば、引越しの条件を一度入力すると同じ内容で複数社に伝えることができます。

 

引越し見積もりサイトを使う最大のメリットは「時間の節約」です。

 

特に長距離や荷物量が多い場合などは、引越し業者ごとに見積もり金額が大きく異なるだけでなく、対応できる引越し業者も限られてくるので、引越し見積もりサイトを使うことにより、一社ごとに問い合わせをして調べる手間と時間が省けます。

 

引越し見積もりサイトに条件を入力し、条件に該当する引越し業者の中から、好みに合った引越し業者に見積もりを依頼できます。
納得した引越し業者の見積もりを比較し、希望日時に一番安い引越しが行えます。

 

一括見積もりで引越し価格を比較したくても、引越し業者から一斉に電話が掛かってくるのが煩わしかったり、忙しくて電話に出られないなどの理由で、引越し見積もりサイトを使うのを躊躇している方もいらっしゃるかと思います。

 

そのようなときは、備考入力欄などにメールでのやり取りを希望する旨を記載することによって、気軽に引越し見積もりサイトを使うことができます。

引越し見積もりサイトの使い方

引越し見積もりサイトに、現在のお住まい、引越し先のお住まい、引越し希望日、引越し人数、お荷物、お客様情報などを入力し、引越し業者に見積もりを依頼します。

 

見積もりを依頼した引越し業者から、メールで見積もり金額が提示されます。

 

各社の見積もりやサービス内容を比較検討して、納得のいく引越し業者に訪問見積もりを依頼します。

訪問見積もりの流れと所要時間

引越しの訪問見積もりの所要時間は、住居の広さや荷物量、ご質問やご要望の内容によって前後しますが、荷物が少ない単身引越しの場合は15分から30分、一般的な家族引越しの場合は30分から1時間半程度かかります。

 

荷物量の確認

トラックの大きさを決めるために、荷物が置いてある部屋を全て見てまわり、荷物量を見積もりしてもらいます。倉庫や物置の中身、自転車など、家の外に保管してある荷物も忘れずに確認してもらいましょう。

 

引越しの内容の確認

「引越し希望日」や「依頼する作業内容」などを営業担当者に伝えます。
その他にも下記の事項を確認されるので、予め答えられるように準備しておきましょう。

  • 引越し希望日
  • 作業開始する希望時間(午前or午後)
  • 梱包作業の有無
  • 電気工事(洗濯機、テレビ配線など)の有無
  • エアコン移設工事の有無
  • 不用品処分の有無
  • 絵画・骨董品の有無
  • 車やバイクなどの陸送の有無
  • ピアノ運送の有無

 

引越し作業についての説明

ここまでで伝えた情報を元に、当日のスケジュールや作業内容、引越し会社のセールスポイント、引越約款についての説明をしてもらいます。

 

引越し業者のセールスポイント

各社がセールスポイントとしている点は業者選びの際の重要な決め手になりますので一例をご紹介します。

 

年間引越し件数

件数が多いほどノウハウが蓄積されているため、依頼する側としては安心感に繋がります。
「件数が多い」=「評判が良い・リピーターが多い」引越し業者と考えられます。

作業員の構成 作業員の社員構成比率が高いほど作業や対応が良い傾向にあります。
保険の内容 引越し業者ごとに加入している保険内容が異なるため、損害保険の補償対象と金額は業者をえらぶ際の重要なポイントになります。
資材の特徴 無料提供される資材や簡単に食器を簡単に梱包する資材、環境保全に目を向けたものまで業者により資材の特徴は様々です。
靴下履き替えサービス 新居を汚さないよう配慮されたサービスです。その他にも新品の軍手を利用する業者などがあります。

 

引越約款の確認方法

引越約款とは「引越運送及びこれに附帯する荷造り、不用品の処理等のサービスに適用されるルール」のことです。

 

一般的には国土交通省が定めた「標準引越運送約款」が採用されていますが、「標準貨物自動車運送約款」または独自の約款を採用している業者もありますので確認が必要です。

 

予め標準引越運送約款に目を通しておき、独自の約款を採用している業者に対しては「標準引越運送約款との違いを説明してほしい」と伝えると、全てを確認する手間が省けるだけでなく、営業担当者にも「この人は引越しに詳しいから丁寧に進めよう」と思わせることができます。

 

会社に電話し料金を確認

営業担当者が会社に電話し「今回の引越しにかかる金額」「トラックの空き状況」「梱包など付帯サービスの対応可否」を確認してもらい、引越し料金が提示されます。

 

見積書の作成・内容の確認

ここまでの内容を織り込んだ見積書を作成し、見積書の内容が説明されます。

 

無料ダンボールの受け渡し

訪問見積もりの際に、その場で契約を決めた場合は、営業担当者が車にダンボールを積んでいれば、当日渡されます。手持ちがない場合は後日、郵送または直接家まで持ってきてくれます。

 

多くの引越し業者は当日に使うトラックの大きさに応じて、無料で提供するダンボールの枚数を決めています。

 

トラックの大きさ 無料で提供されるダンボールの枚数
1.5t、2tトラック ダンボール20枚
3tトラック ダンボール30枚
4tトラック ダンボール40枚

 

3tトラック、4tトラックを利用する引越しの場合、上記表に記載されているダンボールの枚数では足りないことが多いので追加が必要になります。

 

通常であれば「自分で買い足す」または「引越し業者から購入」して追加しますが、業者によっては中古ダンボールを無料で貰える場合があります。ダンボールを追加する際の料金についても訪問見積もりの際に確認しておくことをおすすめします。

 

訪問見積もり終了

引越し業者や営業担当者により異なりますが、以上が訪問見積もりの大まかな流れになります。

 

引越し業者を選ぶポイントとして引越し料金の比較は重要ですが、営業マンの印象も大切です。契約前に引越し業者の従業員に会う機会は訪問見積もりの際だけですので、気を抜かないようにしましょう。